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2014年12月 7日 (日)

アニメ・2014秋~2015初

 2014年のテレビアニメでは「謀略のズヴィズダー」と「スペース☆ダンディ」が近年まれにみる大傑作だと主張しているのだが、誰も理解してくれない(おおよそ同じくらいの年代のオタク系中年男性において)。
 どうもひとつには、それぞれのアニメの体験史の違いがあるのかもしれないということは感じた。それはたとえばタツノコ・アニメの評価である。ぼくなどは「宇宙エース」が好きだったし、「ハクション大魔王」も好きだった。もちろん「マッハGoGoGo」はまわり中みんな夢中だったと思う。ただし「ガッチャマン」はあまり見ていないし、さほど興味もないのだが。ぼくの意見に賛同しない人達は「うーん、タツノコね~」という感じで、どうもタツノコ・アニメに響くものが無いようだ。
 ぼくには、なんだかよくわからない無茶苦茶なアニメが面白いと思うところがある。これは中学から高校の頃、はまりにはまった筒井康隆の初期作品群と共通したところだ。初期の筒井は「人間パイ投げ」とか称してすさまじいブラック・バイオレンス・ユーモアものを書いていた。それは赤塚不二夫や谷岡ヤスジのマンガをそのまま小説に持ってきたような、真面目に評価すれば実験小説と言えるものだった。
 非合理的な破壊的ナンセンスに浸りきれるかどうかが、ひとつの分かれ目なのかもしれない。

 さてそれはそれとして、現在放送中のアニメも切り替え時期が来た。そろそろ最終回のものもあるが、今期では「七つの大罪」とか「ワールドトリガー」などの少年誌連載マンガや、「棺姫のチャイカ」、「甘城ブリリアントパーク」と言ったラノベ・シリーズなどのアニメ化作品が、しっかりした構成でなかなか観せていると思う。
 マンガの方は挫折してしまったのだけれど「繰繰れ! コックリさん」は思いのほか味があってちょっと面白い。
 番外的に言えば「SHIROBAKO」はサラリーマン時代のトラウマを引き起こしそうなところがあって見るのがつらくなった。「結城友奈は勇者である」は、伝統的・正統的な魔法少女ものだと思うけれど、あまりにも国粋主義的なイメージを使うので辟易するところがある。

 次は1月始まりのアニメだけれど、まだ放送日程とかが決まらないものが多い。「SHIROBAKO」じゃないけれど、おそらく皆ギリギリで頑張っているのだろう。
 その中で注目なのは、まず「わしも -WASIMO-」。今年の3月に放送されたものの続編らしいが、残念ながら春版は見逃している。注目する点は作が宮藤官九郎、絵が安斎肇という意外な組み合わせだ。
 次に「ドアマイガーD」。ほとんど何だかわからない。京都の老舗和菓子屋が巨大ロボを操って敵を倒す(のか、お菓子を作るのか?)、昭和の香り漂うアニメだそうだ。香ばしい。
 それからこちらはマンガ原作があるようだが「ユリ熊嵐」というのが気になる。熊が決起(!)して人間を襲うようになった世界の話だそうだが、「百合」の方向にも発展する気配がする。ドキドキだ。小倉唯、悠木碧、日笠陽子、井上喜久子と、声優陣は中堅からベテランが脇を固めていて、それなり力が入っている感じである。
 「ローリング ガールズ」は「各都道府県が独立国家となった日本の所沢が主な舞台となっている」と言いながら「頑張る四人組の少女が織りなす青春ロードムービー」と宣言する、地域立脚型なのか放浪型なのかはっきりしてほしい、詳細不明の作品だ。
 「暗殺教室」とか「純潔のマリア」など、すでに一定の評価を受けているマンガのアニメ化にも興味がある。形はしっかりしているわけだから観やすいだろう。もっとも後者の方は作品自体より出てくる声優に好きな人が多いので「声優推し」なんだけど。
 「みりたり!」とか「幸腹グラフィティ」は有名4コマ専門誌のマンガのアニメ化である。こういうのは時々大化けすることがあるので要注意(?)である。
 あと「艦これ -艦隊これくしょん-」は一応でもチェック入れとくしかない。ぼくはやってないけど。

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