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2014年12月31日 (水)

年末年始はクラシック

 今年もこのブログを復活させることが出来なかった。なんとかしたいとは思っているのだが。
 さて今年ももう大晦日。毎年恒例で夜は年越しそばを作り、毎年恒例で後片付けの間にNHKの第九が始まってしまうと言う、いつものパターンになってしまった。残念ながら第一楽章はちゃんと聴いていない。
 今回の指揮者はフランソワ・グザヴィエ・ロト。大変個性的な第九だっだ。こういう解釈は初めて聴いた。ロトはテンポが速いと言われているようだが、確かに部分的には超高速に聞こえるところもあるが、そう言うより独特の間合いと緩急があると言うことだろう。
 全体としては荒っぽく言うと「地味」。しかしそれが緩急と言うことなのだろう。特に第三楽章は、おそらくあえて派手さを抑えて、わざとツヤを消しているような感じがした。ぼくも分かっているわけではないが、ベートーベンの第九は第四楽章で先行する三楽章を否定する構成になっているらしい。その意味では第三楽章が派手に光っていない方がよいのかもしれない。
 また突然音が消える長い間が入ったり、一般的には区分けされるような箇所が有機的につながるような演奏になっていたり、演出の意図まで理解は出来るわけではないが独特な感じを受けた。
 もちろん第四楽章も派手というわけではなく「荘厳」という感じがした。「合唱付き」の副題のとおり合唱が全面に出た演奏だった。
 驚いたのはこの指揮者がぼくより一回り若いと言うことだ。見た目が老けすぎだ。いや、貫禄と言うべきか。ぼくの好きな朝比奈隆のベートーベンとはだいぶ違うが、重たいわけではないが荘厳という新しいベートーベンもなかなか良い。
 さてこれから、これも毎年恒例の東急ジルベスターコンサートの中継で年越しをし、明日はウィーンフィルのニューイヤーコンサートの中継だ。
 ジルベスターの方は山田和樹がフィンランディアでカウントダウンをやるらしい。時々ジルベスターではきっちりカントダウンに合わせようとしない指揮者もいて興ざめになることがあるのだが、山田は若く活気のある人だから挑戦してくれるだろう。
 一方、ウィーンフィルの方はズービン・メータだそうだ。こちらは目新しくはないがメータらしい現代的でわかりやすい演奏が聴けるだろう。お正月はそれでよい。

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