サブマシン改修顛末~、というか備忘(4) 「なぜ? BIOS管理から進まない地獄」
数日後に電源の変換ケーブルが届き、あっさりと組み込みも出来、電源を入れると画面も表示した。気が抜けるほど簡単だったが、ここから本当の問題が始まる。
何かおかしい。
ぼくが慣れ親しんだパソコンの起動は、まずBIOSがメモリチェックとかをやって、だらだらっと文字表示となり、そこから上手くいけばOSの起動画面に、失敗だと「何かが不具合!」とか「ブートできねえ!」とかの文字列が表示されるというものだ。
上手くいかなければリセットをかけて、今度はデリートキーを叩いてBIOSの管理画面を表示させ、状況を確認する手順となる。
しかし今回は何もおこらないまま、すぐBIOSの管理画面が立ち上がって、どうやってもそこから抜け出せないのだ。
これは途方にくれた。
って、くれてばかりもいられないので、確認するとBIOS上ではシステム用SSDも、他のデバイスも全部認識はされている。ただそこからブートしないのだ。ブートしないのはともかく、システムを認識できないよと言うメッセージすら出ないのである。
今までの経験では、こういう時はOSのインストール・ディスクから読み込ませて修復もしくはOSの再インストールという流れになる。ただ今手元にWindows 10 のディスクは無い。記憶は定かでは無いが、もしかするとオンラインでアップグレードしたんだったかもしれない。
そこでとりあえず、こういう時に出番となるUbuntuのディスクを使うことにした。Ubuntuが立ち上がればとにかく何かがわかるかもしれない。が、読まない。DVDディスクが読み込まれないのだ。
後はどうするか。回復ドライブから立ち上げることは可能かもしれない。ただサブマシンの回復ドライブは作っていないので、いったん外した古いマザボを戻して、元の構成でPCを立ち上げ直しUSBメモリに回復ドライブを作った。
さあ、もう一度マザボを新しいものに交換して、BIOS設定でUSBメモリを優先読み込みに変更し再起動。
…成功! ついにWindowsのロゴが表示された。
すぐに水色の画面に作業オプションが並ぶ。
まずは、単純に「修復」を選択…、失敗。
次にバックアップから修復を選んで実行…、失敗。
うーん手強い。あとは起動ドライブをフォーマットしなおして、Windowsをクリーンインストールするしか手段が無い。仕方ない。ドライブを選択して実行…する寸前で止める。後が面倒くさくなりそう。他に方法は無いのか。
(よい子の皆さんにはフォーマットしてクリーンインストールをお薦めする。たいていの記事ではそれが最良とされている。ゴミが一杯溜まっている古いOSはトラブルの原因になるから使うなと…)
| 固定リンク
「パソコン・インターネット」カテゴリの記事
- レンタルサーバーでマルチサイトとかSSLの設定とか(2023.08.31)
- 理不尽と不可思議(2021.11.15)
- サブマシン改修顛末~、というか備忘(7) 「やっとこ成功?!」(2021.10.23)
- サブマシン改修顛末~、というか備忘(6) 「良い知らせと悪い知らせ」(2021.10.23)
- サブマシン改修顛末~、というか備忘(5) 「衝撃の事実、UEFI!」(2021.10.23)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント