サブマシン改修顛末~、というか備忘(3) 「いよいよ作業へ」
告白するが、正直PC自作を20年以上やっていて、すんなり出来たためしはほぼない。
今回もハマった。
昔はパーツの物理的な合わせがけっこう大変だった。きつかったり、緩かったり。ビス穴とかが足りなかったり、インチねじ、ミリねじの使い分けが分かりづらかったり。
あとはハードが組み上がってからのOSのインストールが大変だった。システムデバイスがHDDであったことも原因だが、とにかく時間がかかったし、その後のWindowsの特に再認証が面倒くさかった。直接電話をかけてオペレーターとやりとりしなくてはならないこともあった。
今はそういうことは無いようだ。少なくとも今回はそういう点では何もストレスが無かった。
障害になったのはアーキテクチャの進化だ。
まず、電源の端末が足りなかった。
数年前は問題なかったのだが、今はどうやらCPU電源(EPS12V)が8ピンと4ピンの2つ必用なようだ。一応4ピンが2つあるので合わせて8ピンにはなるのだが、ともかく急いで、IDE機器などに使う旧来型の4ピン端子をEPS12Vにする変換ケーブルを注文。
後でネット検索してみると8ピンがメインで、4ピンはサブだから無くても大丈夫と書いてる人もいるが、一応MSIのマニュアルでは全ての電源をつなぐように指示されている。
それより、ぼくが一番心配していたのはCPUとマザボを交換してしまって、そのまま従前のWindowsが起動するのか、さらに再認証されるのかということだった。
昔のWindowsではかなり難易度が高かった。大抵はOSの再インストールが必要だったと思う。当然再認証にはシリアルナンバーとか、いろいろ準備が必要だった。当時はそれでもWindowsのアップグレードは、パッケージ版のCDメディアを購入する形だったから、モノとして製品番号を確認することは比較的容易だったが、今はオンライン。どのような情報を求められるかやってみないとわからない。
一応、事前に情報収集してログインをローカルでは無くマイクロソフト・アカウントにしておけば良いらしかったので、それはもうずいぶん前からやってある。
とりあえず出来る作業は進めて、デバイスを接続しておこうと思ってSSDやデータ用のハードディスクをつないでいく、と、当たり前だがもうマザボにはFDDのコネクタが無い。実際、すでにメインマシンの方もFDDは載せられないのだが、このサブマシンに付けておいたFDDは時たま古いフロッピーを読みたくなったとき本当に重宝した。まあ仕方ない。
次にDVDドライブ。おっと… これIDEだ。IDEのコネクタだってもうあるわけ無いぜ。えーっとどこかにSATAのDVD-Rドライブ転がってなかったっけ。買った覚えはある。現在のメインマシンに元々付けてあったのがあるはず。メインの方はBD-Rドライブに換装したのだ。家中あちこち捜すが無い。しょうがないから買うか? それともとりあえずメインのBDドライブを外して付けるか? などと考えているうちに、本棚の上の段ボール箱の中から見つかった。誰だ、こんなとこ置いたのは! 俺だ!(と、見つかったは良いがこのDVD-Rドライブも後で障害となってしまう)
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