いまさらですが謹賀新年
ずっと更新しないままで来ましたが。
特に何があったのでもなかったのでもなく、そもそもこのブログはこういうブログなので。
ひさしぶりに気まぐれで年頭のご挨拶を申し上げます。
このところだいたい大晦日は「第九」を聴いて、そのあと年またぎで東急ジルベスターコンサートを見て、元日の夜はウィーンフィルのニューイヤーコンサートの中継を見るというのがパターンです。
ちなみに二日・三日はだらだらと箱根駅伝を見たりします。
去年の「第九」はロジャー・ノリントンの指揮でしたが、ちょっと古楽的な思想の人のようで、そのせいなのかあまり面白く思いませんでした。カラヤンみたいな軽いのも好きじゃないんですけどね。
一方で東急ジルベスターは藤岡幸夫指揮でエルガーの「威風堂々」でのカウントダウンでしたが、これは時間がピッタリで盛り上がりました。ま、こっちは軽~いポップな演奏でしたが、そもそも「威風堂々」ですからね。イベントだからこれはこれでアリかなと。
軽いといえばフランツ・ヴェルザー=メスト指揮の今年のウィーンフィル・ニューイヤーコンサートも軽いというか、軽やかといったほうが良いでしょうか。華やかで明るく、やりすぎくらいに笑いを取る演出でしたが、地に足が着いた感じで良かったです。
今回は生誕200年ということでワーグナーとヴェルディを東急とウィーンどちらのコンサートでも取り上げていましたが、「『ローエングリン』第3幕への前奏曲」が重なりました。それぞれ個性が出て面白かったです。特にウィーンフィルのワーグナーはいかにもウィーンという感じが出ていると思いましたね。
と、こんなところで、では。
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