こういうブログ記事がありました
原発問題では様々な意見がネット上で飛び交っていますが、このブログの記事は、賛否はどうあれ原発問題の本質を突いている良い文章だと思います。そうだからこそ、議論が沸騰しているのでしょう。
大量のコメントが付いていますが、このブログの場合、炎上というのとは違うと思います。賛同、批判、肯定、否定、いずれにしても皆んな本音で書いている気がします。つまり、問題は単純ではないということです。
この記事は、筆者の意図はともかく、全ての人に自分の責任を考えさせざるを得ません。
反原発派には耳に痛いところですが、民主主義というシステムを肯定するのであれば、結果的に多数決によって原発政策が推進されている以上、それは連帯責任であり、コメントの中にもありますが反対派が反原発の世論を作り出せない無力さにも責任があるのだと言われてもしかたないところがあります。
原発を受け入れてきた地元に責任があるというのも、全くその通りだと思うけれど、これまでの日本社会がそうせざるを得ない構造を作ってきたところまで掘り下げないと、弱者叩きにしかならなくなるかもしれません。
アジア・アフリカ諸国から不当に安い値段で買いたたいてきた品物であることがわかっていても、貧乏人には安い商品を買うしか選択肢がないという構造とも通じるところがあるのです。
On Voice でも取り上げていきたいテーマですが、とりあえずご紹介だけはしておきたいと思いました。
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