模型・フィギュア

2011年3月 7日 (月)

プラモ・レア箱絵シリーズ「マイティ号」

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 イマイ科学の「MJ マイティ号 MIGHTY JACK SERIES B-388-100」です。果たしてこれが「レア」なのかどうかわかりませんが。
 購入時期は憶えていませんが、イマイがまだあったころですから1980年ころだったかもしれません。

 円谷プロの怪獣モノではない特撮近未来冒険ドラマ「マイティ・ジャック」 かなり気合いを込めて作ったようですが、視聴率が上がらず、大人向けにしたり子供向けにしたり路線がぶれました。しかし、他にあまりないユニークな設定で印象深い作品です。

 キットは全長10センチほどのミニミニ・モデルですが、たぶん他にもっと大きなサイズのキットもあったようです。

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2011年2月20日 (日)

プラモ・レア箱絵シリーズ「スペース1999・イーグル」

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 おそらく知っている人はあまりいないと思う1970年代後期の海外SFドラマ「スペース1999」に出てきた宇宙船(の一種)
 キットはイマイ科学の「イーグル1(ワン) SPACE:1999 IMAI PLASTIC MODEL KIT SPACE SCIENCE SERIES」で、1970年代末ころの製品だったと思います。

 このドラマは「サンダーバード」や「謎の円盤UFO」などで有名なイギリスのジェリー・アンダーソンが製作したもので、月が地球軌道から外れ月面基地にいた人々が月とともに宇宙を漂流するという、まあ宇宙のひょっこりひょうたん島みたいな(全然違うけど)お話でした。
 本格宇宙SFではあるのですが、これがまたすっごく地味。路線を変えて派手派手にした第二シーズンがあるらしいけど、それが放送された時には、ぼくはもう左翼活動でいっぱいいっぱいの時で、とてもテレビを見ている余裕なんかありませんでした。

 このイーグルというのは、月面基地で使われている輸送機で、中央部の四角い箱がコンテナになっています。このコンテナは取り外しが可能で、サンダーバード2号のように必要なコンテナを付け替えて運ぶことが出来る設定です。たぶんこういう四角い形ばかりではなく、いろいろなバリエーションがあったような気がします。
 ただ、この箱絵にあるような赤白のラインが入ったタイプが出てきかどうか、ぼくには憶えがありません。もちろん当時のうちのテレビは当然白黒でしたけど。

 しかしこのデザインは素晴らしいと思いませんか。
 操縦席の窓はあきらかにアポロの月着陸船のデザインへのオマージュですが、何のひねりもないぶっきらぼうな左右上下対称のシンプルさ。
 先に触れたコンテナもただの四角い箱だし、エンジン・ブースターもみんな同じ形で対称的な配列。むき出しの幾何学的な構造フレーム。白一色の塗装。
 まさに実用一点ぱり、質実剛健、メンテナンスもやりやすそうなこのデザインこそ、お話は非現実的だが画面はリアルに見せようというデザイナーの執念に似たこだわりの結果なのです。
 しかもこれだけ華の無いパーツの組み合わせが、昆虫とも鳥とも魚とも思わせるスマートで優美な全体像としてまとめられているのです。
 まさに傑作と言って良いと思います。

 「しかも」と言うか、「ところが」と言うか、このイマイ科学のプラモデル、なんとまたしてもゼンマイ走行なのです! 箱側面のイラストを注意深く見ていただければ、コンテナの下にちょこっとタイヤが書かれているのがわかると思います。
 その上、部品素材の色はコンテナとフレームは白でしたが、それ以外は赤!! 何にもしないで組み立てれば、紅白のど派手なイーグルがゼンマイでコトコト走るということになるのです。
 さらに不思議なギミックとして、コンテナ部ばかりではなくコクピット部とエンジン部も取り外し可能な構造になっていて、ゼンマイとタイヤが組み込まれているコンテナを本体から外し、それに直接コクピットとエンジンを付けて走らせることが出来るという、意味不明の機能もありました。
 まあいずれも、実際のスケールモデルでは子供向けとしてはあまりにも面白くないと思ったメーカー側が考えた妙案だったのでしょうが。

 ぼくとしては出来る限りリアルに作ろうと思って改造と塗装をやったのですが、他人様に見せるのが恥ずかしいような出来になってしまいました。機会があれば、そのうち紹介することがあるかなぁないかなぁ…

 なお、今回この記事を書くに当たって調べてみたら、イマイのイーグルには(箱絵を見る限り)別バージョンが少なくとも他に2種類存在するようです。
 ひとつは、基本的なデザインはぼくが持っている箱と同じですが、1/110とスケールが明記されているので、ゼンマイをはずしてスケールモデルに改作したものでしょうか。
 もうひとつは表記が全て英語のように見えるので輸出用なのかもしれません。

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2011年2月 4日 (金)

プラモ・レア箱絵シリーズ「ロボノイド」

今回のレア箱絵シリーズはバンダイ製「未来少年コナン ロボノイド 36003」です。
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マニアの方ならご存じでしょうが、ミニモデル4種セットで売られていたものの中の一点です。

はっきり言って、このロボノイドは全くどうしようもありませんでした。プロポーションが全然アニメの中に出てくるものと違うのです。結局ほとんどフルスクラッチで作り直しました。作品は以前紹介しているので、良かったらついでに見ていってください。
「プラモ・ロボノイドとダイス船長」

ただ、操縦者として入っているダイス船長の出来は秀逸で、感動的に良くできていました。

ところで、この箱絵をなぜ紹介したかというと、このセットの中で他の箱絵は皆アニメの画面から切り取ってきたもののように見えるのに対し、この絵だけはご覧のように「オリジナル」(!)なのです。
うまく使えそうな場面がなかったのでしょうが、このチープさが妙にこのキット自体のチープさとマッチしていて、今から見ればなんとなく味があるような気もしてしまう、そんな微妙さをお楽しみいただければと思います。

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2011年1月28日 (金)

プラモ・レア箱絵シリーズ「宇宙戦艦ヤマト」

これから時々、ぼくが保存しているレアなプラモデルの箱絵を紹介したいと思います。

第一回目は番組に連動して、「バンダイ マスコミシリーズ NO.113 宇宙戦艦ヤマト <ゼンマイ動力> 8741-500」です。
発売は1970年代後期です。

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絵を描いているのは小松崎茂。

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ご覧の通りゼンマイ走行です。写真ではよく分からないかもしれませんが、小さな翼が両側に飛び出ています。

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こんなギミックも。第一・第二艦橋は外れる仕掛けで、中にミニミニサイズのアナライザーとコスモゼロ、100式探索機(って何だっけ?)が入っています。

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2009年1月22日 (木)

プラモ・ロボノイドとダイス船長

 ココログに「コネタマ」という企画があって、いろいろなブログネタを募集している。
 今回、「あなたが作った自慢のプラモデル教えて!」というので、ちょっと参加してみよう。

 ぼくの作品は、アニメ「未来少年コナン」のロボノイドとダイス船長。約30年前に作ったもの。
 ベースはバンダイから出ていた「ロボノイド」「ファルコ」「ギガント」「バラクーダ号」のミニキットセット。
 本体のロボノイドはプロポーションが悪かったので、手足の先と操縦桿以外はプラ版と菜箸(笑)で改造…というか、ほぼ自作している。塗装は緑を塗った上に銀と茶で汚しをかけた。
 とは言え、この作品のポイントはやっぱりダイス船長だろう。よくできている。組み立てはノーマルで自分でやったのは塗装だけ。
 台は「パンシロン」の缶のフタ。直径75mmなので、大きさはそこから推察してほしい。

 気をつけ!
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「robonoid01.jpg」

 走る
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「robonoid03.jpg」


 淋しげ…
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「robonoid04.jpg」


 ちょっとジオラマ
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「robonoid06.jpg」

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「robonoid07.jpg」




コネタマ参加中: あなたが作った自慢のプラモデル教えて!


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