on voice 映画・テレビ・演劇・演芸・音楽

2011年8月28日 (日)

On Voice 第837回 もう少し紳助引退を考える(2/2)

※今回の録音では機材トラブルにより大きなノイズが入ってしまいました。お聞き苦しくなりましたことをお詫び申し上げます。

 警察がリークという手法をとるのは、それだけ壊れにくい強固な組織だから。
 自分の味方になってくれる限りヤクザはとても良い人たちで。
 そもそも必ずしも法律を犯しているわけではないのに、なぜ社会から排除されなくてはならないのかという反発。
 味方になってもらうということは、同時に裏切りが許されない立場に立たされることでもある。
 その裏側には徹底した力と金の論理が。考えてみると政界にもとてもよく似た一家がある…

弥生宗乙の
ネクラのみ来ん on voice 第837回
http://mymyway.www2.jp/201108/ov0837.mp3
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2011年8月27日 (土)

On Voice 第836回 もう少し紳助引退を考える(1/2)

 問題の発端はある種の放送事故から。
 引退会見の中で、紳助は自分は「間違った」と言ったが「悪かった」とは言わなかった。
 彼はヤクザとの義理を守り、メンツを立てた形になった。
 背景には警察とヤクザ組織の間の血みどろの闘いが。

弥生宗乙の
ネクラのみ来ん on voice 第836回
http://mymyway.www2.jp/201108/ov0836.mp3
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2011年8月24日 (水)

On Voice 第834回 島田紳助よ、もう二度と戻ってくるな!

 突然の引退表明だが、なんだかモヤモヤしてしょうがない。
 ヤクザとの関係と言っても、会見の通りならほとんどつきあいがないと言って良いくらいなのに。
 実は本当はもっと濃い大きな問題を隠しているのかもしれない。
 それとも吉本へのあてつけ?

弥生宗乙の
ネクラのみ来ん on voice 第834回
http://mymyway.www2.jp/201108/ov0834.mp3
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2011年8月15日 (月)

On Voice 第827回 ゲスな小市民の「怪しいお米 セシウムさん」(3/3)

 誰かを見下している、見下したい人たち。
 だからといって自分を一番だと言わないし、思ってもいないようで。
 どうせなら自分の思ったことを堂々と言う「嫌な奴」の方がずっと良い。
 カッコイイと思っているだけではなく、現実に自分の意見を言うだけの勇気もない。
 愛や平和や理念や理想を真正面から言うことがカッコワルイことになってしまった社会。
 失言は失言でしかなく、それ自体を処罰しても仕方ない。その背景にある思想こそ変えなくてはならないのだが、だからこそそれは非常に難しい。
 それが「本当はみんな思ってることだ」ということの正体であり、まさにイジメ・差別の構造そのものなのだ。

弥生宗乙の
ネクラのみ来ん on voice 第827回
http://mymyway.www2.jp/201108/ov0827.mp3
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2011年8月14日 (日)

On Voice 第826回 ゲスな小市民の「怪しいお米 セシウムさん」(2/3)

 案外こうなっても現場ではあまり悪いことをしたと思っていないのでは。
 本来ジャーリズムは批判的視点が基本だから、現在の風潮に対する反発を持つテレビマンもいるだろうが。
 ネット上にも多くの「毒舌家」が存在するが、「みんなが口に出さないだけで本当は思っていることをはっきり言っているだけ」というスタンスはいかがなものか。

弥生宗乙の
ネクラのみ来ん on voice 第826回
http://mymyway.www2.jp/201108/ov0826.mp3
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2011年8月13日 (土)

On Voice 第825回 ゲスな小市民の「怪しいお米 セシウムさん」(1/3)

 東海テレビでのテロップ誤映問題。
 震災以後頻発するテレビの失言騒動。
 根底にはメディアの側にいる人達のおごり・優越感のようなものがあるのでは。
 「本音」を言うことがカッコイイと思われる時代。しかし本当にまずいことは隠されて…
 バラエティの悪ふざけ的お笑いの中だけ残される結果に。

弥生宗乙の
ネクラのみ来ん on voice 第825回
http://mymyway.www2.jp/201108/ov0825.mp3
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2011年8月11日 (木)

On Voice 第824回 原田芳雄の遺言(2/2)

 泥臭いけど洒落た映画。描かれているのは現実に存在する田舎ではなく一種のファンタジーの中に存在するパラダイス。
 オジサンの映画だがテーマは男も女も立場も関係ないと言うこと。
 誰を同じところに立たせることが出来る、それこそが芸能の力。
 役者の業と「演じる」ことの意味。それは結局、人間にとって必要なこと重要なこととは何かという問いかけ。

弥生宗乙の
ネクラのみ来ん on voice 第824回
http://mymyway.www2.jp/201108/ov0824.mp3
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2011年8月10日 (水)

On Voice 第823回 原田芳雄の遺言(1/2)

 「大鹿村騒動記」を観る。今、劇場で見るべき映画だと思う。
 久しぶりに映画らしい映画を見た感じ。
 原田が最後に行き着いた映画論・芸能論か。
 ひとりラーメン屋で泣く。

弥生宗乙の
ネクラのみ来ん on voice 第823回
http://mymyway.www2.jp/201108/ov0823.mp3
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2011年7月20日 (水)

On Voice 第817回 原田芳雄さんのご冥福をお祈りします

 今回は実験特別版としてお送りします。
 ぼくの友人が原田さんの弟子をさせてもらっていて。
 大きな病気をしたり軽い障害が残ったりした友人をずっとサポートしてくれた。
 報道されている「原田居酒屋」の話もずいぶん聞いたが、原田芳雄の人柄がよくわかる。

弥生宗乙の
ネクラのみ来ん on voice 第817回
http://mymyway.www2.jp/201107/ov0817.mp3
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2011年7月17日 (日)

On Voice 第816回 「魔法少女まどか☆マギカ」を見る(6/6)

 中学二年生の少女の感情的な心がこの宇宙の中で最強の力を持つという設定。
 これこそがまさに「萌え」という概念の核心。
 少女の感情の起伏=最強に「カワイイ」という等式が成立した時に「萌え」が成立する。
 使い古されたアニメの記号を再構成したメタアニメ的な作品。それはアニメ的コラージュと言って良いかもしれない。

弥生宗乙の
ネクラのみ来ん on voice 第816回
「ov0816.mp3」をダウンロード
https://mymy.way-nifty.com/nekura_nomi/files/ov0816.mp3

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